2004年3月13日に献血したときの記録です。
なにやら今年あたりから採血業務のシステムが変わるとかで、導入時期はセンターによって違うらしいですが、栃木は全国でも最初に新システムを導入したということでどんなものか見てきました。あまり見えていないかも知れませんが。
コンパックのデスクトップパソコンとレーザープリンタ、それにバーコード読取り装置やカード読取り装置(CFカード用?)が目に付きます。問診票はここから印刷されるようです。(画像はさらに大きな画像へのリンクになっています)
ちなみに画面の写真は撮らせていただけませんでした。
受付で手帳を出と“検査サービス通知”と“献血協力依頼”について口頭で尋ねられ、何やらパソコンに入力すると……例によって献血申込書が出てくるわけですが、これがうわさ通り2枚で出てきます。
今まで1枚で出てきたものを上下で別の紙に分けたようなイメージです。ちなみに写真も撮ったのですが、プライバシー部分を修正していたらアプリケーションが不正な処理をした
とかでなんかやる気なくなってしまいました(成分献血申し込んだだけで血小板にマークされていたところとか示したかったんですが)。
なお、登録のない初めての人が献血するときは別の小さな手書き申込用紙に住所・氏名を記入して受付に提出します。既に登録されている内容の訂正以外は手書きしないそうです。
問診票はうわさ通りのマークシート。ボールペンでマークしますが、これは塗りつぶす必要はなくて棒を引っ張るだけで良いそうです。
そういえば県南住民さんからいただいたレポートによると問診票の字が小さくなったとのことですが、なんかそうでもないような気がします。
問診そのものは特に何も変わりません。ただ、こちらには出張か何かで?
とか訊かれたので献血に来たといったら献血マニアなんですね
ときたもんだ。何だったんだろうあれは。
前検査あたりから、看護師さんが何やらバーコードを読んでいるところが目に付く。話によるとここが一番時間の掛かるステップらしいが、さすがにもう慣れたようでさして待たされることもなく(とはいっても数分程度は経ってからだが)本採血に入れた。
さて本採血。このPDAというかバーコード読取装置というか(シャープのRZ-N150Sという端末だそうです)で問診票のバーコードを読んだり採血装置のバーコード(そんなのもついていた)を読んでいた。これでいつ採血が始まったかとかどの採血装置で採血したかなどを管理するのだそうだ。ちなみにこれも画面は撮影不可。
ところで、看護婦さんてよく紺色のカーディガン着てらっしゃいますが、ここのはそでに赤十字マークがついているのですね。こういうのは初めて見たような気がします。
あと、採血室にはやはりコンパックのノートパソコンが置いてありました。あ、これ何に使ってるか聞いてなかったような(^_^;)。サーバとして使っていたとかだったかな(うろ憶え)。
ところで採血機はテルシスで採血種別は血漿だったのですが(そりゃ前検で血小板数が13.7(万個/μL)とかでは血小板取れないわなー)、最初の返血のときに珍しくクエン酸反応がキました。その旨伝えて返血遅くしてもらってからは再発せず。血小板やったとき以来だな、クエン酸反応なんて。
ときどき看護師さんが「(無線LANに)つながらないー」と言ってましたが、「じゃあこっち使う?」とか言ってPDAを交換してたようです。交換してつながるものなんでしょうか? あ、画面が固まったとかいう時だったかも。
いろいろお話を聞きましたが、全般に使い方がわかりにくいようです。職員のみなさんは私たちコンピュータに慣れていないから……
とかとおっしゃっていましたが、慣れてない人でも使えるようにするのがUIの設計ってもんです。まぁ、途中強制終了なんかの特別な場合に戸惑うのは仕方ないかも知れませんが……。
ということで私の中ではNEC(このシステムのメーカーだそうです)の評価が下がりました。
今回行ったこのルーム、今月(2004年3月)28日を最後の開所日に移転し、来月1日に「うつのみや大通り献血ルーム」としてオープンするそうです。